神戸・姫路の弁護士による相続相談弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズ(兵庫県弁護士会所属)神戸駅1分/姫路駅1分

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金融機関にとっての民事信託・家族信託の機能

質問  金融機関にとって、民事信託・家族信託の機能とは具体的にどのようなものが考えられますか? 回答 (1)次世代の顧客との関係性の強化  民事信託の組成では、次世代が受託者や受益者となりますので、金融機関にとっては、次世代の顧客との関係性の強化、信託口口座開設等による預金の流出の防止、地域経済の活性化につながります。 (2)債権保全・担保保全方法の仕組み作り  債権保全・担保保全方法
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不動産を現物分割して代償金を支払うことなく遺産分割調停が成立した事例

依頼者 30代 相手方 兄(40代),弟(30代) 遺産の概要 土地建物,預金,株式等 争点 ①遺留分,②寄与分, ③特別受益,④不動産の評価額   ご依頼の経緯・ご要望  兄弟で話し合いをしたが遺産分割協議がまとまらなかったために調停をすることになってご依頼された。 解決のポイント  遺産の大きなウエイトとして不動産があり,売却も難しかったことから,これを現物分割する方向
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亡父の遺産分割が未了のまま母も亡くなり,亡父母の遺産について遺産分割調停が成立した事例

依頼者  60代 相手方 兄(60代),姉(60代) 遺産の概要 資産:不動産,預金,現金等 争点 ①遺産の範囲,②特別受益 ご依頼の経緯・ご要望  相続人間で話し合いをしたが遺産分割協議がまとまらなかったために協議代理をご依頼され,遺産分割協議が整わなかったため調停代理をご依頼されて調停申立をした。 解決のポイント  亡母の遺産の範囲や生前中の預金,その出金した現金の管理能力,使途
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相続人調査と財産調査を行い,相続放棄の申述が受理された事例

依頼者  40代 遺産の概要 資産:ほぼなし,負債:100万円以下 ご依頼の経緯・ご要望  長年,疎遠だった母が亡くなったことを知り,遺品から負債があることが窺えましたが,遺産の詳細が不明だったため,相続人調査,相続財産調査をご依頼されました。調査の結果,被相続人に一定の資産が認められる場合には限定承認を検討し,債務が資産を明らかに超過する場合には,相続放棄をすることになりました。 解決のポ
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亡父の財産について相続放棄の申述が受理された事例

依頼者 40代遺 産 不動産,預貯金,有価証券,負債:不明 ご依頼の経緯・ご要望 亡父に遺産がありましたが遺産分割が難航する可能性があり,遺産分割の長期化による心身等への影響を軽減するために相続放棄を希望されて,ご依頼されました。 解決のポイント 相続放棄の申述申立に必要な戸籍謄本等の一部をご依頼者自身で取得されていましたが,ご依頼者自身で取得できていなかった分は弁護士職権で請求して取得し
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依頼者の希望どおりの日程・内容で公正証書遺言を作成した事例

依頼者 70代遺 産 不動産,預金,株式等 争点 ご依頼の経緯・ご要望 依頼者は,自身が所有する財産のすべてを子に相続させたいと思い,公正証書遺言の作成を依頼されました。 解決のポイント ご契約から公正証書遺言作成までかかった日数:約1か月 依頼者のスケジュールの都合上,公証役場に行ける日が限られていましたが,早急に遺言書案を作成し,公証役場と日程調整を行いました。 公正証書遺言を作
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夫(父)が負債を残して死亡し,相続放棄の申述が受理された事例

依頼者  妻(60代),子(40代),子(30代) 遺産の概要 資産:なし,負債:1000万円以下 ご依頼の経緯・ご要望  亡くなった夫に資産はなく,負債が残って債務超過のため,相続開始を知った日から約2か月を経過したころに,妻と子2人の計3名が相続放棄を希望されて,ご依頼されました。 解決のポイント  相続放棄の申述期間があと1か月程しかないなか,ご依頼者様が管轄裁判所や本籍地から遠方に
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あまり付き合いのなかった相続人らとの間で遺産分割協議書を作成した事例

依頼者 孫(相続人) 被相続人 祖母相手方 伯父・叔母 遺産の概要 不動産・株式・預貯金・現金 争点  依頼者抜きで,伯父・叔母らが勝手に相続の話を進めていることに依頼者の方が不安を抱えていました。 ご依頼の経緯・ご要望  依頼者の方は,相手方ら(他の相続人の方々)との付き合いがあまりなかったこともあり,遺産分割の話が勝手に進んでいることに不安と不信感を抱き,きちんと法的に問題のない内容で
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遺留分の計算は具体的にどのようにすればよいのでしょうか

質問  父が亡くなりました。相続人は、私と弟、妹の3名です。父の遺産としては、自宅(3000万円)、預金(2400万円)、債務(1800万円)が遺されています。父は、自宅を弟に相続させる旨の公正証書遺言を作成していました。また、父は亡くなる半年前に妹に自宅購入資金として600万円を贈与していることがわかりました。遺留分減殺請求をしたいと考えていますが、この場合、どれくらいの遺留分が認められますか
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遺産分割の話し合いがまとまらない場合のデメリット

質問  父が亡くなりました。相続人は、私と弟、妹の3名です。葬儀もすみ、いざ遺産分割の話し合いをしようとしたところ、誰が不動産を相続するのか、賃貸に出すのか売却するのか等、方針がまとまりません。このまま遺産分割の話し合いがまとまらない場合、どのようなデメリットがありますか? 回答  デメリットとしては大きくわけて4つほど考えられます。 相続財産が塩漬けになるおそれがあること  遺産分割の
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