金融機関にとっての民事信託・家族信託の機能

質問

 金融機関にとって、民事信託・家族信託の機能とは具体的にどのようなものが考えられますか?

回答

(1)次世代の顧客との関係性の強化

 民事信託の組成では、次世代が受託者や受益者となりますので、金融機関にとっては、次世代の顧客との関係性の強化、信託口口座開設等による預金の流出の防止、地域経済の活性化につながります。

(2)債権保全・担保保全方法の仕組み作り

 債権保全・担保保全方法とするための仕組み作りとしての機能も期待できます。

 顧客が認知症となった場合、後見人や特別代理人の選任しない限り、融資のリスケ・任意売却、金融機関から返済を求める訴訟を提起することが容易ではなくなります。その一方で、民事信託・家族信託を組成することでこのようなリスクを回避できる可能性があります。

よくあるご質問の最新記事

初回相談60分無料 法律相談のご予約はお電話で(予約受付時間 9:00~21:00) 078-382-3531

相続・遺産分割の解決事例集